『愛子天皇は絶対ムリ!』立憲民主党が断言する真相(宮本タケロウ)

女性天皇を容認する立憲民主党だが、その本心は何処にあるのだろうか?「女性天皇容認=愛子天皇誕生」にはならない真意を暴く。

文/宮本タケロウ

国民はほぼ女性天皇を望んでいる

愛子さまの天皇即位を望む人たちからこのような意見をよく聞く。

  • 「世論調査で圧倒的多数が女性天皇に賛成している」
  • 「天皇の地位は国民の総意に基づくのだから愛子さまが天皇になるべきだ」

確かに、彼らの言う通り、国民世論は女性天皇賛成で、また政党の党首も今年7月3日の参院選前の党首討論会で自民党と公明党以外の全党が女性天皇に明確に賛成した。

また、保守派の「日本維新の会」も橋下徹や松井代表が明確に女性天皇に賛意を示すなど、「女性天皇賛成」のうねりは高まっている。最近では自民党の二階幹事長の以下の発言が話題を呼んだ。

男女平等、民主主義の社会なので、それを念頭に入れて問題を考えていけば、おのずから結論は出るだろうと思っている」(2019年11月26日)

女性尊重の時代に、天皇陛下だけ『そうならない』というのは時代遅れだ。そうと決まれば国民には違和感はないと思う。トップが女性の国もいくつかある。何の問題も生じていない。女性がこれだけ各界で活躍しているところで、皇室、天皇だけが女性が適当でないというのは通らないと思う」(2016年8月25日)

産経新聞

自民党の幹事長でもこうなのだから、女性が天皇に即する道筋は今後明確に定まっていくだろう。

立憲民主党も女性天皇賛成

野党第一党の立憲民主党の動きはより具体的だ。立憲民主党は今年の参院選の前に、「象徴天皇制の未来のために」という論点整理を作成した。

「論点整理」には具体的な皇位継承の制度まで書かれる。

(皇位継承順位は)「直系優先の制度」が望ましいと考える。

(ア) 過去から将来への連続性を象徴するには親から子への継承が最も自然な形であり、国民の側から見ても理解しやすく自然な支持へとつながりやすい。

(イ) 皇位継承者は天皇の役割を継承する存在であるから、天皇の身近で生まれ成長された皇族であることが望ましい

(ウ) …男子優先の制度を優先させると、傍系の継承により天皇の系統が比較的頻繁に移転する結果となり複雑な制度となってしまい(中略)、国民の期待やご養育の方針が定まりにくい。

立憲民主党「象徴天皇制の未来のために 安定的な皇位継承を確保するための論点整理」

立憲民主党の「論点整理」は直系長子を優先にした皇位継承が望ましいとし、「最近の世論調査の結果をふまえても、男女の別に関わらず長子優先とすることは国民の意識に沿うものである」と結論付ける。

女性天皇賛成≠愛子さま天皇即位

このような状況から、「よし、国民も政治家も愛子天皇賛成だ!」と考え、「アベさえ倒せればどうにかなる」という主張も非常に多く聞こえるが、私はあえて「ちょっと冷静になれよ」と言いたい。

なぜなら、私の知る限り、国会議員の中で「愛子さまに天皇になっていただく!」と明確に公言・主張しているのは国民民主党の津村啓介議員だけだからである。

(津村啓介Twitter)

サイト読者の皆様は「でも、立憲民主党は直系優先と言っているのでは?!」と怪訝に思うかもしれない。

が、実は、あまり知られていないかもしれないが、野党第一党の立憲民主党も「直系優先」とは言ってはいるが、「直系優先をいつから適用するのか」に明確なコンセンサスはないのが実情だ。

先述した「論点整理」には但し書きがあり、こう書かれているのである。

長子優先の制度が望ましいと考えられる。

ただし、現在の皇族女子については、婚姻により皇籍離脱する現行制度の下で成長されてきたことにも配慮が求められる

立憲民主党「象徴天皇制の未来のために 安定的な皇位継承を確保するための論点整理」

「論点整理」が発表された後、「皇位継承順は(1)愛子さま、(2)秋篠宮さま、(3)眞子さま、(4)佳子さま、(5)長男悠仁さまの順」と報道されたことが注目されがちである。

が、よく調べてみればわかるが、これは報道機関が、記事にする上で仮に論点整理を現在の皇室に当てはめた想定をしただけなのであって、立憲民主党が特定の皇族に順位を付けたことは一度もないのである。

立憲民主党の「『安定的な皇位継承を考える会』事務局長を務める山尾志桜里も週刊朝日のインタビューにこう述べる。

場合によっては愛子内親王も天皇陛下に即位できる選択肢ができることにも賛成。
ただし、質問の趣旨が明らかではありませんが、特定の皇族方を即位可能にすることを目的とした典範改正に対する賛否を問うているのであれば、そういった目的設定は適切でないと思います。

山尾志桜里Facebook(2019年9月26日)

いかがだろう。

場合によっては、愛子内親王も天皇陛下に即位できる選択肢できること

元検察官だけあって山尾志桜里は言葉の選び方には慎重だ。

あくまで、「場合によって」はであり、さらに「即位できる選択肢「できること」と限定的である。

また、「特定の皇族方を即位可能にすることの目的設定は適切でない」の一文。これは、どう考えても「愛子さまを天皇に!」の主張を牽制している文章にしか読み解けない。

国民民主党の津村議員の「愛子さまを皇太子に立てるべき」との主張の違いが明確にわかるだろう。

ツムラを応援しないと愛子さまは天皇になれない

以上、「愛子さま天皇即位」に関する政治分析を行ったが、結論として2つを明確にしたい。

  • 国会議員が言う「女性天皇賛成」は悠仁さま以降の世代を言っているに過ぎない。
  • 国民民主党の津村啓介議員以外、愛子天皇を実現しようとする国会議員はいない。

どうだろう。「女性天皇への賛成が国民の8割」とはいえ、それが即ち愛子天皇を意味しないということが分かっていただけたと思う。そもそも秋篠宮殿下への皇位継承を断固主張する私(宮本)ですら、山尾志桜里の言う「愛子さまが天皇に即位する選択肢ができることには大賛成である。

反安倍政権の急先鋒、立憲民主党でさえ、現行の皇室典範で皇位継承の順位が明確に定まっている現状を根本からドラスティックに変えるのは困難だと考えている実態は重要な観点だ。

いくらインターネット上で「愛子天皇賛成!」「秋篠宮への皇位継承反対!」と声高に主張しても、実際の政治にいかさなければ口先八兆で終わってしまう。

愛子さまの天皇即位を望む方々には国民民主党の津村議員を応援することを勧める。

7 件のコメント

  • これいつの記事ですか?
    宮本タケロウって行方不明じゃなかったの

    先日の一般参賀に上皇夫妻学校ムリクリねじ込み出席といい,秋篠宮一家の評価の地の底バイといい,国民のフラストレーションは溜まりに溜まってます

    国民を舐めてはいけない、それに国民民主党のに力を借りて敬宮様の継承なんて誰も考えてないのですよ。
    敬宮様は国中から望まれて継承するのだから
    そこが殿堂入りの親子との違う点でしょう (笑)

  • ツムラって津村議員のことだったんですね。カタカナでツムラだと、ツムラ順天堂かと思ってしまいましたよ。笑

    宮本タケロウさんは、なんで秋篠宮の天皇支持なんですか?彼自身が天皇になるための教育を受けていないと皇太弟にはならなかったんですよ。お誕生日には今までずっと兄の真似をしてきたなんて、祭祀に全く関心なかったことを暴露していますよ。新年は天皇は夜中から祭祀を行うために仮眠を取られていると竹田恒泰もツイートしていましたが、そんなことを秋篠宮ができるんですかね。
    新年の写真でも、上皇も天皇も手をしっかり握っておられるのに、秋篠宮はダラリと開いておられる。ネクタイもスーツの下からも覗かせておられてキチンと感がない。
    皇室親善も秋篠宮と紀子様では難しそう。
    40歳になった時に思い出したように男の子をお作りになったのも、方法論も意図も極めて不可解。

    清廉潔白な家柄で、海外王室ともお親しい天皇家の御息女の愛子様を希望いたします。

  • 秋家にコートーが移ったら、日本終わります、祭祀や皇室外交出来ますか?自由が大好きでまわりの意見なんて、聴かないで、自分勝手、小室さんの事やプータン旅行の事などほんの一例でしょ、周りの人の迷惑何も考えない、こんな人天皇なんて無理。ご立派な両親の背中を見てお育ちに成った、敬宮愛子様が跡をお次に成るのが、一番だと思われます。

  • 宮本タケロウの記事の使いまわしですか?
    連絡がとれない人の記事を使いまわしていいんですか。
    津村議員支持を訴える記事は賛同しかねます。
    それとも特定議員から活動費が出ているのでしょうか。
    新年くらい新しい記事を書きましょう。
    手がまわらないなら、ひとつに絞ったらどうですか?
    一条さん。

  • この筆者感じ悪いけど、立憲民主党の主張を鵜呑みすると痛い目見るよと注意を促してるとすれば、無駄な内容じゃないんですよね。

    アキジンジャーのはずが、敬宮様が皇太子になるにあたっての障害を一周回って潰してくれてるなと。

    昔と違い象徴天皇に求められるものが多くなって、ただ立って手を振ってるだけじゃダメなんだけど、賢くない(失礼!)あきしの負債の方が日本会議にとっては都合がいいんでしょうね。これをどうするか。

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